粉体塗料と塗装設備の最適化
環境と効率性を追求した粉体塗料
現場課題に向き合う、粉体塗装の総合提案
粉体塗料は、この20年ほどで大きく普及してきました。その背景には、VOC規制の強化、工場周辺における溶剤臭への配慮、溶剤塗装で発生する廃棄物処理の課題など、溶剤塗装に伴うさまざまな問題があります。こうした流れを受け、現在では粉体塗装が広く普及し、溶剤塗装ラインを前提とした依頼先を見つけることが難しいほどになっています。
一方で、粉体塗装には粉体塗装特有の課題があることも事実です。たとえば、塗料の保管・輸送管理、調色の難しさ、塗装時の回収効率、廃粉の発生、付着性や回り込み性といった作業性、粉塵管理、ハンガー剥離コストなど、現場では多くのテーマに向き合う必要があります。これらの課題は、一つの方法ですべてを解決できるものではありません。現場ごとの状況に応じて、設備、塗料、運用方法を丁寧に見直しながら、ひとつずつ改善していくことが重要です。
営業部長 村上 敦司
弊社では、こうした課題に真摯に向き合い、長年培ってきた経験をもとに、適切なメーカー選定とコスト低減を意識した設備・塗料提案を行っています。ヨーロッパでVOC規制を背景に粉体塗装が先行して普及したように、粉体塗装は今後も重要な塗装方式であり続けると考えています。しかし、まだ改善の余地が多く残されている分野でもあります。だからこそ私たちは、「これからの粉体塗装はどうあるべきか」を常に考え、お客様の業種や世代、事業環境に合った合理的なご提案を心がけています。
弊社は多くの粉体塗料メーカー製品を取り扱っており、特定の製品に偏ることなく、お客様のご要望に沿った最適な選択肢をご提案できます。信用を第一に、お客様との長期的な信頼関係を築きながら、次世代の粉体塗装のあり方も見据えて、日々情報収集と研究を重ねています。粉体塗装に関するお悩みやご相談がございましたら、ぜひお気軽にお問い合わせください。
絶縁粉体塗料で広がる可能性
絶縁品質がモーターの信頼性を支える
近年、モーター分野では性能向上が著しく進み、小型化・高トルク化したモーターが、自動車、建築設備、機械部品、産業ロボットなど、さまざまな分野で活用されています。
表からは見えにくい部分であっても、製品性能や安全性、耐久性を支える重要な要素として、モーターの品質はますます高度な水準が求められています。
こうした流れの中で、モーターのコアとなる積層部には、従来以上に高い絶縁性能、耐熱性、密着性、加工性、そして安定した品質が求められるようになっています。特に小型化・高性能化が進むほど、限られたスペースの中で十分な絶縁性を確保しながら、量産時にも性能のばらつきを抑えることが重要になります。絶縁粉体塗料は、単なる塗装材料ではなく、モーターの信頼性や長期安定稼働を支える重要な機能材料の一つだと、私たちは考えています。
弊社では、絶縁性能に関する深い知見を持つ企業とタイアップし、お客様の用途や要求性能に応じた最適な絶縁粉体塗料をご提案しています。求められる絶縁性、耐熱性、塗膜特性、コストバランスは、製品や使用環境によって大きく異なります。だからこそ私たちは、単に既製品を紹介するのではなく、お客様のご要望を丁寧に伺いながら、品質・性能・コストを総合的に見極めた最適なグレードをご案内することを大切にしています。
また、絶縁粉体塗料は塗料の性能だけで価値が決まるものではありません。膜厚管理、塗着性、焼付条件、ライン設計、量産時の再現性など、設備や工程条件との整合が取れてはじめて、本来の性能を安定して発揮できます。弊社では、塗料の提案に加えて、独自の塗装設備や関連設備のご紹介も可能であり、材料と設備の両面から実用性の高いご提案を行っています。
この絶縁粉体の分野は、弊社にとっても特に注力しているコア領域の一つです。市場や技術の変化を捉えながら、より高性能で、より合理的な絶縁粉体塗装のあり方を追求し続けています。
絶縁粉体塗料や塗装設備についてご検討の際は、ぜひお気軽にご相談ください。
粉体塗料・塗装設備の強み
粉体塗料は、VOC規制の強化や溶剤臭への配慮、廃棄物処理負荷の低減といった時代背景の中で、ここ20年ほどで大きく普及してきました。現在では、環境対応だけでなく、高耐久・高品質・高効率を実現する塗装方式として、多くの製造現場で重要な役割を担っています。こうした粉体塗料を単なる材料としてではなく、現場全体の品質・生産性・コストバランスを最適化するための手段として捉え、お客様ごとの課題に応じた提案を行っています。
粉体塗装の大きな特長は、厚膜で均一な塗膜を形成しやすく、防錆性・耐食性・耐久性に優れていることです。さらに、未付着粉の回収再利用による塗料ロス低減、乾燥工程の簡略化によるリードタイム短縮、省人化やエネルギー負荷低減にもつながるため、品質向上とコスト低減を両立しやすい塗装方式といえます。粉体塗料の特性を最大限に引き出すために、製品用途や形状、要求性能、量産条件に応じた最適な仕様を見極め、現場に即した提案を行っています。
一方で、粉体塗装には、保管管理、輸送、調色の制約、回収効率、廃粉、付着性や回り込み性、粉塵対策、ハンガー剥離コストなど、運用面での課題も少なくありません。二葉興産の強みは、こうした現場特有の問題を熟知し、塗料の選定だけでなく、設備や運用方法まで含めて改善を図れる点にあります。粉体塗料メーカー各社の特長を理解したうえで、特定の製品に偏らず、お客様の現場条件に合ったメーカー選定と設備提案を行い、無理のないコストリダクションと安定稼働の実現を支援します。
特に、二葉興産が強みを持つ領域の一つが絶縁粉体塗料です。絶縁用途では、単に塗膜を形成するだけではなく、必要な絶縁性能を安定して確保しながら、耐熱性、耐久性、加工性まで両立させる必要があります。そのためには、塗料性能だけでなく、膜厚管理、前処理、焼付条件、治具設計、ライン構成まで含めた総合的な検討が不可欠です。塗料メーカー技術者とも連携しながら、こうした絶縁分野の要求に対しても、より実践的で再現性の高い提案を行い、製品品質の安定化に貢献しています。
二葉興産の粉体塗料における価値は、粉体塗料そのものの性能提案にとどまりません。高機能要求への対応、設備改善、工程設計、運用見直し、コスト最適化まで含めて一気通貫で支援し、品質・効率・環境対応を高いレベルで両立することにあります。私たちは、これからの粉体塗装がどうあるべきかを常に考え、長年の経験と継続的な情報収集をもとに、お客様の業種や事業環境に合った合理的な提案を重ねています。粉体塗装に関するお悩みや改善のご相談にも、真摯にお応えします。
絶縁材の提案
モーター・電子部品・半導体関連設備の信頼性を支える、
絶縁材料の最適提案
粉体塗料は、金属部品の保護や意匠性だけでなく、絶縁性を付与する機能性材料としても活用されています。特にモーター、電子部品、半導体関連設備、各種制御基板では、小型化・高出力化・高密度化が進み、部品の信頼性を支える絶縁設計の重要性が高まっています。
絶縁に求められるのは、単に「電気を通さない」ことだけではありません。熱、湿気、振動、膜厚、加工性、量産工程との相性、既存設備での対応可否まで含めて、製品ごとに最適な材料と工法を選定する必要があります。
絶縁粉体塗料を主軸に、溶剤系絶縁材料、絶縁紙、絶縁フィルム、基板ポッティング材など、用途や工程に応じた絶縁材をご提案しています。お客様の製品構造、既存設備、製造ノウハウ、要求性能、開発段階での検証状況を確認しながら、「粉体で対応すべきか」「溶剤系が適しているか」「紙やフィルムで対応すべきか」「ポッティングで保護すべきか」を一緒に検討します。
当社の強みは、特定の材料だけに提案を限定しないことです。開発図面や既存仕様が決まっている場合でも、次期開発品での採用検討、セカンドソースの確保、供給安定性の見直し、工程改善、コストバランスの検討など、お客様の状況に応じた選択肢をご提案します。必要に応じて塗料メーカー・材料メーカーの技術者とも連携し、材料の特性だけでなく、実際の工程で使える仕様として落とし込んでいきます。
絶縁材料は、スペック表だけで判断できるものではありません。どの部位に使うのか、どの温度環境にさらされるのか、どの程度の膜厚や加工性が必要なのか、既存設備で量産できるのか、将来的な供給や仕様変更に対応できるのか。開発・生産技術・購買の各視点を踏まえ、製品の信頼性と量産安定性を支える絶縁材提案を行います。
用途に応じた絶縁材の提案領域
モーターコア絶縁
スロット部・エッジ部まで考慮した、モーターコア向け絶縁粉体塗装
絶縁フィルム
モーター・コイルまわりの絶縁設計に対応するフィルム材料
絶縁紙
設備投資や工程条件に合わせて選べる、加工性に優れた絶縁材料
基板ポッティング
湿気・水分・振動から制御基板を守る絶縁ポッティング材
電子部品の防湿・絶縁対策
半導体関連設備・制御機器・屋外機器の信頼性を支える材料提案
1 モーターコア絶縁
モーターコア絶縁は、ステーターコアやモーターコアの内側、スロット部、エッジ部などに絶縁被膜を形成し、巻線や金属部品間の短絡リスクを抑えるための重要な工程です。EV、産業機械、電装部品などでは、小型化・高出力化に伴い、限られたスペースの中で安定した絶縁性能を確保することが求められます。
絶縁粉体塗装では、予熱・脱脂、パウダー噴霧、不要付着分の除去、焼付け、冷却といった工程を通じて、必要な部位に絶縁被膜を形成します。重要なのは、単に塗膜を厚くすることではなく、スロット部やエッジ部への回り込み、膜厚の安定性、焼付条件、既存ラインとの相性を見極めることです。
モーターコアの形状、求められる絶縁性能、量産条件、設備投資の方針を確認しながら、絶縁粉体塗料の選定から工程条件の検討までご提案します。
2 絶縁フィルム
絶縁フィルムは、モーター、コイル、電装部品などで、スロット部、相間、巻線まわりの絶縁を確保するために使用される材料です。粉体塗装のように塗膜を形成する方法とは異なり、必要な部位にフィルムを挿入・配置することで、絶縁層を設けられる点が特長です。
粉体塗装ラインを持たない場合や、手作業・半自動工程で絶縁処理を行いたい場合、また部位ごとに材料を使い分けたい場合には、絶縁フィルムが有効な選択肢になることがあります。耐熱性、寸法安定性、加工性、厚み、挿入性、量産時の作業性などを踏まえ、製品構造と工程に合った材料を検討します。
粉体塗装に限定せず、モーター設計、巻線工程、組立工程、生産技術の視点を踏まえた絶縁フィルムの選定をご支援します。
3 絶縁紙
絶縁紙は、モーター、トランス、コイル、電装部品などで使われる代表的な絶縁材料の一つです。スロット絶縁、相間絶縁、巻線まわりの絶縁など、部品構造に合わせて加工・挿入しやすく、既存工程にも取り入れやすい点が特長です。
新たな塗装設備への投資を抑えたい場合、手作業で対応したい場合、特定部位だけに絶縁材を入れたい場合など、粉体塗装や溶剤系材料よりも絶縁紙が適するケースもあります。耐熱性、機械的強度、厚み、加工性、含浸性、組立時の作業性を踏まえた選定が重要です。
絶縁紙、絶縁フィルム、粉体塗料、溶剤系材料を比較しながら、製品の信頼性と工程負荷のバランスを見た実用的な絶縁設計をご提案します。
4 基板ポッティング
基板ポッティングは、ケース内に配置された電子制御基板や電子部品の周囲に、ウレタン樹脂やエポキシ樹脂などを充填し、湿気、水分、汚れ、振動などから保護する方法です。塗装のように表面へ吹き付けるのではなく、材料を流し込み、基板や部品を包み込むように保護する点が特長です。
屋外や高湿度環境で使用される機器、結露の影響を受けやすい制御ユニット、振動が加わる産業機器では、基板の防湿・絶縁対策が製品信頼性に直結します。自動搬送機、屋外機器、給湯器の室外機、浴室リモコン、各種制御ボックスなど、生活環境から産業用途まで幅広い場面で検討される技術です。
使用環境、発熱条件、硬化条件、必要な防湿性、絶縁性、作業性、メンテナンス性を確認し、用途に応じたポッティング材をご提案します。
5 電子部品の防湿・絶縁対策
電子部品や制御ユニットは、湿気、水分、結露、ほこり、薬品雰囲気、振動、温度変化などの影響を受けることで、誤作動や故障につながる場合があります。半導体関連設備、産業機器、自動化設備、屋外機器、電装部品では、部品単体の性能だけでなく、使用環境に応じた防湿・絶縁対策が重要になります。
防湿・絶縁対策には、ポッティング材、コーティング材、絶縁フィルム、絶縁紙、絶縁塗料など、さまざまな選択肢があります。重要なのは、どの材料が最も高性能かを単純に比較することではなく、対象部品の構造、使用環境、量産方法、検査工程、補修性、コストバランスまで踏まえて選定することです。
材料メーカーの技術者とも連携しながら、防湿性・絶縁性・耐環境性を整理し、現場で使える仕様としてご提案します。開発段階での材料検討、既存仕様の見直し、セカンドソースの確保、供給安定性の検討まで、お客様の状況に応じた絶縁材料の提案を行います。
粉体塗料のご紹介
絶縁粉体塗料
絶縁性能と量産安定性を両立する、機能性粉体塗装のご提案
絶縁粉体塗料は、金属部品や電気部品の表面に絶縁性を持つ塗膜を形成し、短絡防止、耐電圧性の確保、安全性向上に貢献する機能性塗料です。一般的な防錆や美観を目的とした塗装とは異なり、製品内部の信頼性や長期安定稼働を支える重要な材料として、モーター部品、電装部品、コイル周辺部材、積層鉄心、産業機器など、幅広い分野で活用されています。
近年は、モーターや電装部品の小型化・高性能化が進み、限られたスペースの中で安定した絶縁性能を確保することが求められています。絶縁粉体塗料は、比較的厚膜の塗膜を形成しやすく、部品形状や塗装条件に応じて均一な絶縁層を確保しやすい点が特長です。必要な膜厚を安定して形成することで、製品の安全性、耐久性、品質安定に貢献します。
一方で、絶縁粉体塗料は、塗料を選ぶだけで性能が決まるものではありません。求められる絶縁性、耐熱性、密着性、加工性、コストバランスは、製品用途や使用環境によって異なります。また、膜厚管理、前処理、焼付条件、治具設計、ライン条件、量産時の再現性など、工程全体との整合が取れてはじめて、本来の性能を安定して発揮できます。
絶縁粉体塗料を、製品の信頼性を支える重要な機能材料として捉えています。用途や要求性能を丁寧に確認し、必要な絶縁性能、耐熱性、塗膜特性、コストバランスを踏まえた最適なグレードをご提案します。さらに、塗料メーカーや技術協力先とも連携しながら、材料選定だけでなく、設備条件や工程設計まで含めて検討し、品質と生産性の両面から実用性の高い絶縁粉体塗装を支援します。
また当社では、大手プライム企業とタイアップし、オリジナルの高絶縁性粉体塗料の開発・拡販にも取り組んでいます。絶縁粉体塗料の分野において20年以上の取扱実績を重ね、塗料だけでなく、その性能を安定して発揮するための塗装設備や工程条件に関するノウハウも蓄積してきました。
絶縁粉体塗料の導入や見直しをご検討の際は、製品特性、要求性能、量産条件、設備環境まで含めてご相談ください。
塗料の性能を、現場で安定して発揮できる状態まで設計すること。
それが、二葉興産の絶縁粉体塗料提案です。
導電粉体塗料
静電気対策・帯電防止が必要な金属部材向け塗装
導電粉体塗料は、粉体塗料の耐久性や環境対応性を活かしながら、塗膜に導電性・帯電防止性を付与する機能性塗料です。静電気による粉じん付着、電子部品の静電破壊、誤作動、スパークリスクなどを抑えたい現場で使用されます。主な用途は、クリーンルーム内装、フロアーパネル、OAルーム床下グレーティング、OA機器金属フレーム、半導体製造装置関連、二次電池製造関連、静電気対策が必要な各種金属部材です。一方で、膜厚過多やリコート、導通・アース不足により性能が十分に出ない場合もあるため、塗料単体ではなく工程設計が重要です。用途、求められる表面抵抗値、膜厚、焼付条件、アース設計、設備条件まで確認し、塗料メーカーとも連携しながら、品質安定と安全性向上につながる導電粉体塗料をご提案します。
ブレーキパッド粉体塗料
バックプレートの防錆・耐熱・量産安定化に対応
ブレーキパッド粉体塗料は、主にブレーキパッドのバックプレートや側面などの金属部位に使用される機能性粉体塗料です。制動時の熱、湿気、融雪剤、摩耗粉、飛び石などにさらされる部材を保護し、防錆性、耐熱性、密着性、耐チッピング性、外観品質の向上に貢献します。粉体塗料は溶剤を使用しないため、VOC削減や作業環境改善にもつながり、自動車部品の量産ラインにも適した塗装方式です。要求性能、膜厚、焼付条件、前処理、設備条件を確認し、塗料メーカーとも連携しながら、品質安定とコスト最適化に向けたブレーキパッド用粉体塗料をご提案します。
メッキ調粉体塗料
金属光沢と高級感を演出する意匠性粉体塗装
メッキ調粉体塗料は、粉体塗料の耐久性や環境対応性を活かしながら、クロームめっきのような金属光沢や高級感を表現する意匠性粉体塗料です。家具金物、照明器具、建材金物、什器、ディスプレイ部材、自動車・二輪部品、機械カバーなど、外観品質を重視する金属部材に適しています。溶剤を使用しないため、VOC削減や作業環境改善にもつながります。一方で、本物の電気めっきと同等の鏡面性や金属皮膜性能を保証するものではなく、色味、輝度、耐候性は塗料仕様やクリアー仕上げ、下地処理、焼付条件によって変わります。用途、求める外観、耐久性、膜厚、前処理、設備条件を確認し、量産時の仕上がり安定まで見据えて最適なメッキ調粉体塗料をご提案します。
鉄筋粉体塗料
塩害・腐食対策に対応するエポキシ粉体塗装鉄筋向け塗料
鉄筋粉体塗料は、鉄筋の表面にエポキシ樹脂系粉体塗料を静電塗装し、加熱硬化させて防食塗膜を形成するための塗料です。主に橋梁、道路、港湾施設、海洋構造物、トンネル、上下水道施設、沿岸部の建築物など、塩害や凍結防止剤による鉄筋腐食が懸念されるコンクリート構造物で活用されます。鉄筋自体を保護することで、構造物の長寿命化、補修リスクの低減、維持管理コストの抑制に貢献します。一方で、塗膜性能は塗料だけでなく、素地調整、膜厚管理、曲げ加工、搬送・保管時の傷、補修方法によって左右されます。用途や設計条件、求められる耐食性、加工条件を確認し、塗料メーカーとも連携しながら、品質安定と施工性を見据えた鉄筋向け粉体塗料をご提案します。
撚線粉体塗料
PC鋼より線・ケーブル部材の防食と長寿命化に対応
撚線粉体塗料は、PC鋼より線や各種ワイヤー・ケーブル部材の表面にエポキシ樹脂系粉体塗料を塗装し、防食性や耐久性を高めるための機能性塗料です。橋梁、港湾施設、グラウンドアンカー、外ケーブル、プレストレストコンクリート構造物など、塩害や湿気、腐食リスクが高い環境で使用される鋼材の保護に適しています。撚線は素線の集合体であるため、塗膜の密着性、膜厚管理、ピンホール抑制、曲げ・施工時の傷への配慮が重要です。さらに、コンクリートやグラウトとの付着性、緊張作業時の扱いやすさ、補修方法まで含めた検討が求められます。用途、設計条件、求められる耐食性、施工環境を確認し、塗料メーカーとも連携しながら、品質安定と長寿命化に貢献する撚線向け粉体塗料をご提案します。
模様粉体塗料
意匠性と質感を高めるテクスチャー粉体塗装
模様粉体塗料は、粉体塗装で表面に凹凸感や立体感、ハンマートーン、サテン、リンクル、レザー調などの模様を付与できる意匠性粉体塗料です。一般的な平滑仕上げとは異なり、金属部材に高級感や質感を加え、小傷や板金加工跡を目立ちにくくする効果も期待できます。主な用途は、鋼製家具、事務機器、計測機器、家電製品、OA機器、工作機械、建材金物、門扉、道路設備、高欄などです。製品の印象を高めたい外装部品や、人の手に触れる什器にも適しています。一方で、模様の再現性や耐候性、清掃性は、塗料仕様、下地状態、膜厚、焼付条件、塗装設備によって変わります。用途、求める質感、耐久性、量産性を確認し、メーカーとも連携しながら最適な模様粉体塗料をご提案します。
導電パウダー
塗膜に導電性・帯電防止性を付与する機能性粉体材料
導電パウダーは、粉体塗料や樹脂、接着剤、フィルムなどに配合することで、導電性や帯電防止性を付与する機能性粉体材料です。通常、塗膜や樹脂は電気を通しにくい性質を持ちますが、導電パウダーを適切に分散させることで、静電気を逃がしやすい表面や、導通性を持つ塗膜を設計できます。電子部品、精密機器、クリーンルーム、OA機器、設備部材、金属フレームなど、静電気によるホコリ付着、誤作動、製品不良を抑えたい用途で活用されます。求める抵抗値、膜厚、焼付条件、下地、アース設計まで考慮し、導電パウダーを活用した機能性粉体塗装をご提案します。
粉体塗料と粉体塗装設備
粉体塗装ラインは、前処理設備、乾燥炉、粉体塗装ブース、塗装ガン、回収装置、搬送コンベア、焼付乾燥炉、集塵・排気設備など、複数の設備が連動して成り立っています。塗膜品質や生産効率は、塗料の選定だけでなく、各設備の性能、配置、温度条件、回収効率、搬送速度、メンテナンス性によって大きく左右されます。
粉体塗装設備を工程全体で捉え、品質安定、不良率低減、省人化、ランニングコスト削減につながるライン設計・設備改善をご提案します。粉体塗装ラインを構成する各設備の役割や選定ポイントについて、詳しくご紹介します。
採用実績のある業種業界
- 自動車
- 家電製品
- 建材
- 鉄鋼素材
- 一般機器
- 設備
- 船舶
- 産業機械
- 金属家具
- 各種ボンベ
- 鋳物
- 精密機器
- 医療機器
- 重機
- ガス器具
- 各種モーター
- 農機具
- モバイル機器
- デジタル製品
- 各種タンク
- カーテンウォール

















