塗装を変えるだけではなく
事業の収益構造まで見据える
トータルプランニング
品質改善・工程最適化・コスト低減まで
支える、塗料と設備の総合提案力
粉体塗料・電着塗料・焼付塗料・重防食塗料・特殊機能性塗料・環境対応型塗料まで幅広く取り扱い、塗装設備の新規施工・保守・修理まで一貫して対応しています。現場課題に応じて、最適な塗料と設備をご提案します。
絶縁粉体や、130℃の超低温焼付が可能なエポキシ粉体塗料、電着塗料による50〜80μのワンコート厚膜塗装、艶消し仕上げ、アルミ対応など、省工程化・省エネルギー化に貢献する製品を取り揃えています。さらに、鉄鋼や大型構造物を腐食環境から守り、美観と耐久性を長期にわたり維持する重防食塗料にも対応。塗膜性能の向上だけでなく、ランニングコストの低減や工程全体の最適化まで見据え、お客様の課題に即した最適な塗料を設計・提案します。
取扱塗料について
粉体塗料 (絶縁粉体)
粉体塗料は、VOC規制や溶剤臭、廃棄物処理の課題を背景に普及が進み、環境対応と高品質・高効率を両立する塗装方式として多くの現場で採用されています。一方で、保管管理、調色、回収効率、廃粉、付着性、回り込み性、粉塵対策、ハンガー剥離コストなど、運用面の課題も少なくありません。二葉興産は、粉体塗料を単なる材料ではなく、品質安定、生産効率、ランニングコスト低減を実現する手段と捉え、塗料選定から粉体塗装設備、工程改善まで一体で提案します。特に絶縁粉体塗料では、絶縁性、耐熱性、密着性、膜厚管理、焼付条件、量産時の再現性まで見据え、メーカー技術者とも連携しながら最適な仕様を検討。特定メーカーに偏らず、用途や現場条件に合った選択肢を示し、環境対応、品質向上、コスト最適化を支援します。長年の経験と情報収集をもとに、現場ごとの課題に真摯に向き合い、次世代の粉体塗装まで見据えた合理的な改善策をご提案します。
電着塗料 (アニオン/カチオン)※厚膜/艶消/アルミ
電着塗料・電着塗装は、安定した塗膜品質と高い量産性を両立できる塗装技術として、自動車部品や産業機器をはじめ幅広い分野で採用されています。一方で、塗料選定だけでなく、設備条件、膜厚設計、素材特性、仕上がり要求などを総合的に検討しなければ、本来の性能を十分に発揮できません。二葉興産は、電着塗料を単なる材料ではなく、品質安定、生産効率、ランニングコスト低減を実現する手段と捉え、塗料選定から電着塗装設備、ライン改善まで一体で提案します。アニオン電着・カチオン電着それぞれの特長を踏まえ、50〜80μのワンコート厚膜、艶消し仕上げ、アルミ素材対応、優れたエッジカバー性など、多様な要求に応じた最適な仕様をご提案。塗料メーカーの技術者とも連携しながら、防食性、外観品質、密着性、量産時の再現性まで見据えた検討を行います。特定メーカーに偏らず、お客様の製品や設備、生産条件に適した選択肢を提示し、長期的な品質安定と工程最適化を支援。現場と経営の両面から、価値ある電着塗装をご提案します。
重防食塗料 (ジャパンカーボライン)
重防食塗料は、橋梁、プラント、海洋構造物、配管、鋼構造物など、厳しい腐食環境にさらされる設備や資産を長期にわたり保護するための塗料です。二葉興産は、重防食を単なる塗料販売ではなく、耐久性向上、長寿命化、塗替周期の延長、維持管理コスト低減まで見据えた設計領域と捉えています。重要なのは、上塗りの外観だけでなく、腐食環境、素地状態、施工条件、求められる耐用年数に応じて、下塗り・中塗り・上塗りを最適に組み立てることです。無機ジンク、有機ジンク、エポキシ、ガラスフレーク補強型、ポリウレタン上塗りなどから、海浜・沿岸、高湿度、薬品雰囲気、屋外暴露、摩耗環境に適した仕様を検討。素地調整、膜厚設計、施工方法、改修後の維持管理まで含めて提案し、腐食進行の抑制、美観維持、突発補修リスクの低減を支援します。現場ごとの劣化要因を見極め、設備と資産を長く守る重防食塗装をご提案します。長期運用にも丁寧に寄り添います。
焼付塗料
焼付塗料は、塗装後に加熱して樹脂を硬化・架橋させることで、強固で高耐久な塗膜を形成する工業用塗料です。常温乾燥型塗料に比べ、耐久性、密着性、耐薬品性、外観品質に優れ、鋼製家具、農機具、自動車部品、機械部品など、安定した品質が求められる製品に広く用いられています。二葉興産は、焼付塗料を単なる材料ではなく、製品品質と生産効率を左右する重要な要素と捉え、用途、素材、使用環境、要求性能に応じた最適な塗料選定を支援します。エポキシ系、アクリル系、アルキッド系、フタル酸系など幅広い品種に対応し、防食性、耐久性、意匠性、コストを踏まえてご提案。さらに、塗料の性能を十分に発揮するには、前処理、塗装方法、膜厚管理、乾燥炉の温度管理、焼付条件など工程全体との整合が欠かせません。塗料メーカーの技術者とも連携しながら、現場条件に合った仕様を検討し、品質安定、不良率低減、工程最適化につながる焼付塗装をご提案します。
特殊機能性塗料
特殊機能性塗料は、一般的な保護や着色に加え、遮熱、絶縁、導電、帯電防止、耐摩耗、防汚、耐熱、耐火など、用途に応じた機能を塗膜に持たせるための塗料です。モーター・電装部品、半導体関連設備、クリーンルーム、工場設備、建築物、屋外設備など、それぞれの使用環境や課題を確認し、必要な機能から塗料を選定します。絶縁性塗料や導電塗料、帯電防止塗料、クリーンルーム用塗料、汚染防止塗料、耐熱・耐火塗料、水中硬化型塗料など、幅広い選択肢から現場に合った仕様をご提案します。
環境対応型塗料
環境対応型塗料は、塗装に求められる性能を維持しながら、VOC排出の低減、省エネルギー、資源使用量の削減、作業環境への配慮など、環境負荷の低減を目指す塗料・コーティング材料です。環境対応を単に「環境にやさしい塗料へ替えること」とは捉えず、使用環境、施工条件、設備との相性、求める耐久性、ライフサイクルコストまで含めて検討します。工場や建物の暑さ対策、VOC対策、空調負荷の低減、溶剤使用量の見直しなど、現場ごとの課題に合わせて材料を選定し、将来の維持管理まで見据えた環境対応をご支援します。
粉体塗料・電着塗料・重防食塗料における
不具合種別と課題解決策
重要管理ポイント
| 管理項目 | 重要性 | 対策 |
|---|---|---|
| 前処理・素地調整 | 不具合の多くは塗料そのものではなく、塗装前工程に起因する | 脱脂、洗浄、化成処理、ブラスト、乾燥を標準化する |
| 膜厚管理 | 薄すぎても厚すぎても品質不良につながる | 標準膜厚を設定し、測定記録を残す |
| 焼付・乾燥条件 | 硬化不足、密着不良、外観不良の原因になる | 炉内温度分布、ワーク温度、乾燥時間を確認する |
| 塗装環境 | 異物、湿度、温度、粉塵が品質に影響する | ブース清掃、温湿度管理、フィルター管理を徹底する |
| 設備・ライン条件 | 塗料性能だけでは解決できない不具合が多い | 搬送速度、治具、電極、吐出量、攪拌、ろ過設備を見直す |
| 定期診断 | 不具合が発生してからではコストが大きい | 浴分析、膜厚測定、付着試験、塩分測定、設備点検を定期化する |
塗料別不具合一覧
粉体塗料
- 想定される原因
- 吐出量不足、静電気不足、ガン距離不適正、塗着効率低下
- 課題
- 必要な塗膜性能が確保できない
- 課題解決策
- 吐出量・電圧・エア圧・ガン距離の見直し、治具設計改善、膜厚管理の標準化
- 想定される原因
- 過剰塗布、搬送速度低下、重ね吹き過多
- 課題
- 品質不良と塗料ロスが発生
- 課題解決策
- 標準膜厚の設定、塗装条件の数値管理、作業者教育、回収粉の管理
- 想定される原因
- 素材からのガス抜け、前処理不良、焼付条件不良、水分・油分残り
- 課題
- 外観不良、防食性能低下
- 課題解決策
- 脱脂・乾燥工程の強化、予熱処理、焼付条件の最適化、素材状態の確認
- 想定される原因
- 粉体中の異物、ブース内の汚れ、回収粉の混入、環境粉塵
- 課題
- 外観品質が安定しない
- 課題解決策
- ブース清掃、フィルター管理、回収粉比率の見直し、保管環境改善
- 想定される原因
- 膜厚過多、溶融不足、焼付温度不足、粉体粒度不適正
- 課題
- 意匠性が低下する
- 課題解決策
- 焼付温度・時間の確認、膜厚調整、粉体塗料の選定見直し
- 想定される原因
- 脱脂不足、前処理不良、素材表面の酸化皮膜、焼付不足
- 課題
- 長期耐久性が確保できない
- 課題解決策
- 前処理工程の見直し、リン酸亜鉛処理などの適正化、素材管理、焼付条件確認
- 想定される原因
- 膜厚バラつき、焼付ムラ、粉体ロット差、回収粉混合
- 課題
- 外観品質の再現性が低い
- 課題解決策
- ロット管理、焼付炉内温度分布確認、膜厚測定、回収粉管理ルール設定
電着塗料
- 想定される原因
- 電圧不足、通電時間不足、浴管理不良、電極配置不良
- 課題
- 複雑形状部の防錆性が不足
- 課題解決策
- 電圧・通電時間の最適化、浴成分管理、電極配置改善、攪拌条件の見直し
- 想定される原因
- 電圧過多、通電時間過多、浴温過高、固形分過多
- 課題
- 塗料使用量と仕上がり品質に影響
- 課題解決策
- 電圧・浴温・固形分・通電時間の管理基準化
- 想定される原因
- 水洗不足、泡噛み、脱脂不良、浴中異物、ガス発生
- 課題
- 防錆性・外観性が低下
- 課題解決策
- UF洗浄強化、脱脂工程改善、浴ろ過、攪拌条件調整、泡対策
- 想定される原因
- 油分混入、シリコン混入、前処理不良、浴汚染
- 課題
- 塗装ライン全体の汚染リスク
- 課題解決策
- 油分・シリコン源の特定、前処理液管理、浴のろ過・更新、持ち込み管理
- 想定される原因
- 水切り不良、焼付前の液だまり、形状問題
- 課題
- 外観不良、再塗装リスク
- 課題解決策
- ワーク角度・吊り方改善、エアブロー追加、水切り時間設定、治具改善
- 想定される原因
- 脱脂不足、化成処理不良、浴バランス不良、焼付不足
- 課題
- 長期防錆性が不足
- 課題解決策
- 前処理条件の再確認、化成皮膜管理、焼付炉温測定、浴分析の定期化
- 想定される原因
- 電流分布不良、電極配置不適正、ワーク形状、浴抵抗不良
- 課題
- 複雑形状品への対応力不足
- 課題解決策
- 補助電極の設置、電圧条件調整、治具・投入方向の改善、浴導電率管理
- 想定される原因
- 浴中異物、ろ過不足、搬送中の粉塵、前処理スラッジ
- 課題
- 安定した外観品質が出ない
- 課題解決策
- 浴ろ過強化、UF装置管理、前処理槽清掃、ライン内清掃
重防食塗料
- 想定される原因
- 素地調整不足、膜厚不足、塩分・水分残留、塗料選定ミス
- 課題
- 防食寿命が短くなる
- 課題解決策
- ブラスト処理強化、表面塩分測定、規定膜厚管理、使用環境に合う塗装仕様選定
- 想定される原因
- 塗布量不足、希釈過多、塗装回数不足、施工管理不足
- 課題
- 設計耐用年数を満たせない
- 課題解決策
- WET膜厚・DRY膜厚管理、塗装回数の明確化、施工記録の徹底
- 想定される原因
- 一度塗りで厚く塗りすぎ、乾燥不足、施工条件不良
- 課題
- 仕上がり不良・再施工リスク
- 課題解決策
- 1回あたりの標準膜厚管理、塗装間隔の遵守、施工条件の確認
- 想定される原因
- 水分・塩分の残留、下地処理不足、層間密着不良、浸透圧
- 課題
- 防食性能が大きく低下
- 課題解決策
- 素地調整、塩分除去、乾燥確認、下塗り・中塗り・上塗りの適合確認
- 想定される原因
- 素地調整不足、旧塗膜との相性不良、塗装間隔超過
- 課題
- 補修費用が増大する
- 課題解決策
- 旧塗膜診断、付着試験、適正な下塗り選定、施工前検査の徹底
- 想定される原因
- 希釈過多、厚塗り、粘度不適正、気温条件不良
- 課題
- 外観不良、膜厚ムラ
- 課題解決策
- 粘度管理、希釈率管理、塗装方法改善、気温・湿度に応じた施工管理
- 想定される原因
- 高湿度、低温、結露、乾燥不良
- 課題
- 美観・保護性能に影響
- 課題解決策
- 露点管理、湿度・気温管理、施工時間帯の見直し、乾燥時間確保
- 想定される原因
- 塗装間隔超過、表面汚染、研磨不足、塗料相性不良
- 課題
- 仕様通りの耐久性が出ない
- 課題解決策
- 塗装間隔の管理、層間研磨、表面清掃、メーカー仕様書の確認

















